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田舎暮らしの 楽しさ… 不便さ…

一昨日から、ハルゼミの鳴き声を聞くようになりました。
これは、私がたまたま聞いたのが一昨日で、
彼らは、もっと早くから鳴いていたのかもしれません。

ハルゼミの生活圏は、ある程度の規模の松林に限られるとかで、
前の居住地岡南では聞いた事がありませんでした。
最初の印象、『セミに似た声で鳴く、不思議な鳥が居るものだ!』。
ばかですねぇ。何も知らない人間ですねぇ。


カメラのメモリーカードが崩れてしまいました。
カメラ本体もカードリーダーもカードの存在を認識しません。
フォーマットをしたときに、何か悪影響を与えたのでしょう。
幸い、そのカードの記録は全て他に移動後なので、残念でも廃棄する事に。

都市部なら近くの大型カメラ店や家電量販店に走れば、難なく解決ですが、
こんな時に田舎は困ります。近くにそんなお店はありません。
ネットで『永久保障』のメモリーカードを見つけ、
これならば堅牢に違いないと勝手に思い込み、早速発注。
明日には配送される事でしょう。
田舎暮らしにはこれ(ネット購買)が一番便利。と、勝手に思い込んでいます。


さて、我が家の石組みの間に植わるセッコク(石斛)。
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白い花がてんこ盛りに咲いているのを、よく見かけますが、
我が家のそれは、他の花と同様一つだけぽつんと…。
この花付きの悪さは、何なんでしょうかねぇ…。

現在我が家で唯一、多くの花を咲かせているは除虫菊。
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正式には、シロバナムシヨケギク(白花虫除菊)と言うそうです。

ある事情から、思春期の一時期を過ごした瀬戸内沿岸の田舎町。
内海の無人島が季節になると、まるで雪をかぶったように真っ白になりました。
全島を覆いつくす白色は、この除虫菊の花の白さでした。
真水が有るとは思えない小島に菊を栽培する農家さんは、
並大抵の苦労ではなかったでしょう。

それほど大昔でもない、昔の日本には先祖伝来の土地を守るために、
営々と黙々と、労多くして益の少ない働き方をする方々が存在したのでしょう。
耕して天に至る棚田を造った方々のように…。


ラン科 セッコク属 セッコク
キク科 ヨモギギク属 シロバナムシヨケギク

by g_kan2006 | 2009-05-11 07:17 | 高原の今


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